第百三十三話　行ってはいけない怪しい不動産屋３カ条とは

いっちゃったわ～馬太郎君・・・
そうだね・・・・・・
・・・・さてとっ私も不動産屋に行って引っ越しの手続きをしようかな！
ち・・・ちよちゃんまさか・・・
馬太郎君を追いかけるのね～情熱的～！
情熱的ストーカー～
やめて
丁度年収も増えてきたとこだし引っ越ししたいと思ってたのはホント・・・
今度は同じアパートには引っ越す気ないし！
そういえば近くに不動産屋さんあったわよね～
いまから一緒に行きましょう～

あそこはダメーーーッ！
きゃ～～～～～～～～～～
この世には行ってはいけない不動産屋があるんだよ！
そ・・・そうなの?
借りるお部屋が大体決まっているならどこでも同じでしょう？
ん～～～～にゃっ！そんなことはないっ！利益第一の良くない会社はいくつもあるよ！
でも会社を見極める技術なんてないわ～

そういうと思った!!そんな姉ちゃんのために 教えてあげる
アパートで大ホワイトボード初めて見たわ～
怪しい不動産会社見極め方3か条‼
1つ！　電話で物件情報を渡さずすぐ来店させようとする会社は怪しい
来店させて他の都合のいい別の物件をムリヤリ勧めてくることがある!!
狙ってるとこはもう募集してないとか言ってね！
2つ！　物件の説明でメリットしか言わない会社は怪しい
どんな物件にもデメリットはあるもの
それを隠すなんてお客さんのことを考えていない証拠！！
3つ！　来店したときオフィスが汚い会社は怪しい
あっ・・・近くの不動産屋さんは外からみても少し汚い感じがしたわ～
もう論外ね

不動産会社は物件を紹介するだけでなく管理することも仕事の一つなの
それが自分のオフィスでできていないなら紹介される物件も汚かったり欠陥があるかもしれない
以上この3カ条に1つでも当てはまるなら私は行かないことにしてる
最低限のことだからね‼
理解したわ～私も今度からそうする
ならその3カ条に当てはまらない会社に一緒に行きましょう
一緒って・・・
一緒に住むわけじゃないんだから1人でいーよ
えーーーっ!? ちよちゃんと一緒に住みたいのに～
・・・・姉ちゃんには連帯保証人になってほしいんだよ
一緒に住んだら頼めないでしょ
姉ちゃんしかいないんだよ おねがい・・・
ちよちゃんの頼みなら断れないわ～っ お姉ちゃんに任せなさいっ
第百三十三話完